皮膚科
このような症状はありませんか?
- 耳を掻いている、耳が臭う、頭を振っている
- 体を掻いている
- 手足をなめている
- 毛が抜けてきた
皮膚科で診ることの多い病気
外耳炎
様々な原因により、耳道内で炎症が起こることで、痛みやかゆみを生じます。また、病原体の感染がおこると耳垢が多量に出たり、臭いがしたりします。
アトピー性皮膚炎
アトピーの素因を持つ子では、皮膚のバリアの低下やアレルゲンにより慢性的に皮膚に炎症が生じ、かゆみや皮膚炎を引き起こします。
膿皮症
体表にいる常在菌が何らかの原因で過剰に増殖することにより、皮膚炎を引き起こします。背景にアトピーがあることも多いです。
診察から治療までの流れ
1問診
体のどこに異常(かゆみや皮膚炎)があるのか、いつからあるのか、以前に同じようなことがあったかなどを詳しく聞きます。また、ノミ、ダニ予防歴も重要な情報のひとつです。
2身体検査
全身をくまなく観察し、皮膚炎がある部位の特定と、皮膚炎の種類を特定します。ノミや、ダニなどの寄生虫もしっかり確認します。
3検査
耳の場合、耳鏡で耳の奥まで丁寧に観察し異物などがないか確認します。皮膚炎に関しては、皮膚テープ検査、抜毛検査を実施し、細菌や真菌、酵母菌、その他外部寄生虫がいないか確認します。
4検査結果と治療方針・内容のご説明
5治療
外部寄生体の感染があれば、まずはその駆虫を行います。かゆみが強い場合には同時にかゆみ止めや、炎症止めの薬を併用することもあります。
皮膚病の治療は、ご家族のご協力が治療の成功に大きく関わってきますので、治療の目的をしっかりとお伝えし、症状、患者様のキャラクターに合わせて臨機応変に治療プランをご提案します。