生殖器科

このような症状はありませんか?

猫ちゃんでは比較的まれなので、犬に関してご紹介します。

未去勢オス

  • 精巣が腫れてきた、硬くなってきた
  • おしっこするときに痛そう
  • 血尿している

未避妊メス

  • 陰部をよくなめている
  • 発情周期がおかしい
  • 食欲、元気がない

生殖器科で診ることの多い病気

精巣腫瘍

去勢をしていない場合、精巣が腫瘍化することがあります。特に犬の潜在精巣の場合、腫瘍化するリスクは10倍と言われています。

前立腺肥大、前立腺炎

去勢をしていない犬の場合、老化とともに前立腺が肥大してきます。また、感染を起こすと、急激に調子が悪化します。

子宮蓄膿症

繁殖に関わるホルモンバランスの異常により、子宮内に膿がたまることで、臓器障害を引き起こし、体調が悪化します。

診察から治療までの流れ

1問診

前立腺炎や子宮蓄膿症の場合、緊急に対応する必要性が多いです。そのため、食欲や元気など一般状態に関することを確認します。

2身体検査

オスの場合、精巣の硬さや大きさを触診で確認します。また、直腸検査をすることで前立腺の大きさを確認します。メスの場合、乳腺の腫れ、外陰部の腫れや排膿がないか確認します。

3検査

食欲や元気がない場合には、全身状態を把握するため、血液検査を行います。精巣、前立腺、子宮の構造を評価するには、腹部エコー検査を行います。

4検査結果と治療方針・内容のご説明

5治療

精巣腫瘍や、前立腺の病気の場合、多くがホルモンに関連しているため、根治治療としては去勢手術を推奨しています。感染を起こしている場合には、抗生剤による治療も行います。全身状態が悪い場合には、一時的にホルモンを押さえる薬を使うこともあります。
子宮蓄膿症の場合、全身状態等にもよりますが、緊急手術を行います。子宮と卵巣を全摘出し、抗生剤の投与を行います。手術が行えない場合には、ホルモン剤を投与することもあります。

6診察結果・処置内容をご説明

ご予約方法

インターネットからご予約いただけます。

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