駅前通り動物病院では、猫の歯肉口内炎の治療を行っています。
猫の口内炎、別名猫の尾側歯肉口内炎ですが、根治的な治療法は抜歯と言われています。
猫の口内炎の原因には、諸説ありますが、ステロイド治療、免疫抑制剤治療に反応する子がいることから、一種のアレルギーが関与していると考えられています。
特に歯に付着する歯垢などに対する過剰な免疫応答により、炎症を起こすと言われています。
そのため、歯垢が付着する歯をすべて抜歯することで、口内炎が収束するということになります。
非常に重要なことですが、口内炎の治療で抜歯をする場合、残根(歯の取り残し)があると改善しないため、猫の口内炎で抜歯をする際には、必ず歯科用レントゲンが必要になります。
当院では、歯科用レントゲンを完備していますので、抜歯後に必ず残根がないかを確認して治療を終了しています。
そんな猫の歯肉口内炎の治療法について詳しく書いていますので、ぜひ読んでみて下さい。記事を読むには画像をクリックしてね!!
ちなみに猫の口内炎の治療の費用は、全臼歯抜歯(犬歯、前歯は残す)の場合、12万円前後で、全顎抜歯の場合、15万円前後になります。
ほとんどの子は日帰り手術で実施していますが、状態によっては1泊2日で行っています。