消化器科
このような症状はありませんか?
- 下痢している(軟便、水様便、血便、ゼリー状便など)
- 吐いている(食事、胃液、泡などを)
- お腹が痛そう
消化器科で診ることの多い病気
誤飲・誤食
心当たりがある場合には、まず何を誤食したかお伝えください。種類に応じて、対応が変わってきます。
急性大腸炎
食事の変更やストレスなどが原因で、急にそわそわし始めて下痢、しぶりを呈します。炎症が強いと、ゼリー状便、血便をすることもあります。
急性胃腸炎
突然、何回も吐いたり、食欲が落ちたりします。程度によってお腹を痛そうにすることもあります。
診察から治療までの流れ
1問診
一般状態に問題がないか、誤食の可能性はないか、食事や環境の変化がないか詳しく聞きます。
2身体検査
脱水所見がないか、お腹の痛みなどを確認していきます。
3追加検査
状態に応じて、全身状態を把握するための血液検査や、消化管の状態を確認するためのレントゲンやエコー検査を実施します。
4検査結果と治療方針・内容のご説明
肝臓、胆嚢、膵臓等に異常がある場合には、治癒までの期間が長くなりやすく、より積極的な治療が必要になることが多いです。
5治療
軽度の大腸炎や胃腸炎の場合、ほとんどが診断的治療になります。下痢に対しては、整腸剤や抗生物質が処方されます。嘔吐に対しては、皮下点滴、吐き気止めや消化管運動改善薬が処方されます。
症状の程度に応じて、注射での治療、内服薬での治療を使い分けます。軽度の場合、2,3日で良化します。